研究課題
若手研究(A)
周波数変調検出方式の原子間力顕微鏡〔FM-AFM)を用いて、液中における試料表面の電荷分布を計測する手法を開発した。まず、液中においてカンチレバーの振動だけを励起する光熱励振系を構築し、定量的な力測定を可能とした。次に、交流電界を印加した時にカンチレバーにはたらく静電気力を解析し、従来のような交流電界印加に基づく表面電荷方法は有極性溶液中での適用が困難であることを明らかにした。一方、測定した静電気力をモデル計算と比較することで表面電荷を見積もる方法が有効であることを示した.
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