研究課題
若手研究(A)
まずMEMS技術を利用m空間分解能がμmオーダの放電に伴う電荷密度分布測定システムの開発を試みた。プロトタイプの試作を行い、特性を測定したところ、内部耐電圧が当初の設計よりも低く、放電直接測定が難しいことがわかった。そのため、電気光学センサに着目し、その高分解化を行うことで、時間分解能1ns、空間分解能3μmを達成し、沿面放電進展時の空間電荷分布を測定した。流体モデルを用いた数値シミュレーションと併用することで、ストリーマ進展、停止機構に迫った。また、平行してマイクロメータスケールの沿面放電の観測を行ったところ、そのようなギャップでは真空中放電に近い機構によることが判明した。
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