研究概要 |
高い空間・時間分解能を有する内殻電子励起分光法をもちいて材料開発指針を確立することを目的としている.スペクトルの理論解析法の確立に取り組み,解析精度を格段に向上させた(Micron 2010, PRB2011,等).さらにリチウムイオン電池材料の酸化還元反応をその場(in-situ)解析し,原子・電子構造の変化を調べ,還元種に関する重要な知見を得た(APL2014).また,結晶中転位の運動に伴う変化を原子分解能時間分解計測し,転位移動が及ぼす物性への影響を明らかにした(Sci. Rep.2012).また液体の内殻電子励起分光にも発展させ,液体のナノ解析法を確立した(Sci. Rep.2013)
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