現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
DNA修復のためのユビキチン化シグナル経路のSILACによる全貌解明に向けて、SILACをDT40細胞で運用できるようにできた。さらに、ユビキチン化を誘導する酵素、RNF8, RNF168, RNF169, RNF4, RAD18, UBC13の酵素の遺伝子破壊細胞を樹立し、興味深い酵素ごとの役割分担を見つけている(Kobayashi et al. and Hirota投稿中、Hirota et al. 投稿準備中)。一方樹立したSILACの感度は思ったほど高くなく、ユビキチン化される基質タンパク質が同定できずにいる。来年度には、この問題を解決して、RNF8, RNF4, UBC13の基質タンパク質の同定を目指す。さらに、上記の投稿中論文の受理を勝ち取る。
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