研究課題
若手研究(A)
骨軟部肉腫に対するテロメラーゼ特異的制限増殖型アデノウイルスによるウイルス療法の効果と殺細胞メカニズムの解明を目指した。細胞株を用いた実験では、アデノウイルスレセプターやテロメラーゼ逆転写酵素の発現量に比例し、容量・時間依存性にウイルス増殖が起きると同時に、オートファジー、アポトーシスの両機序を介して殺細胞効果を発揮することがわかった。さらに、マウス骨肉腫モデルでは、本ウイルス療法により骨肉腫の増大が著明に抑制されることがわかった。
すべて 2013 2011 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
Cancer Sci
巻: (in press)
J Cancer ResClin Oncol
巻: 137 ページ: 1037-1051
DOI10.1007/s00432-010-0969-6