研究課題
若手研究(A)
中途失明原因第1位である緑内障は、有病率が増加傾向にある眼疾患である。緑内障において高眼圧は重要なリスクファクターであるが、本研究では新たに緑内障診断における眼底血流評価の有効性、網膜神経節細胞死の抑制への酸化ストレス防御機構とカルパインの関与、そして抗酸化物質とカルパイン阻害剤の網膜神経節細胞保護能を明らかにした。これらは眼圧に依存しない緑内障の病態解明、早期診断、そして神経保護治療実現の一助となる知見である。
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