研究課題
若手研究(A)
本研究の目的は成人を対象に甘味刺激による一時的な痛覚抑制効果の中枢機序について解明することであった。研究では3.0テスラの磁気共鳴画像装置を用いて、実験的疼痛に対する甘味による効果をブロックデザインによって検証した。また、機能的磁気共鳴画像装置を用いた実験と並行して、甘味強度が異なる物質を用いて痛覚受容への影響についての検証や成人女性における月経周期による痛覚感受性の変化についても検証した。本研究の実施によって痛覚受容に対する味覚刺激による影響についての新たな知見及び示唆を得ることができた。
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日本看護技術学会誌
巻: 11巻1号 ページ: 50-51