プログラム依存グラフを用いたコードクローン検出法の実用化に関する研究

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22700031
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: ソフトウエア
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 肥後 芳樹 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (70452414)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: コードクローン / プログラム解析 / ソフトウェア保守

研究概要

プログラム依存グラフを用いた検出法の高速化および高精度化手法を提案した.提案手法をツールとして実装し,オープンソースソフトウェアに対して実験を行った.実験により,提案手法の有効性を確認した.

研究成果

• [雑誌論文] プログラム依存グラフを用いたコードクローンに対するテンプレートメソッドパターン適用支援手法 (2012)
  • 著者名/発表者名: 堀田圭佑, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌D 巻: (to appear)
• [雑誌論文] An Empirical Study on the Impact of Duplicate Code (2012)
  • 著者名/発表者名: Keisuke Hotta, Yui Sasaki, Yukiko Sano, Yoshiki Higo and Shinji Kusumoto
  • 雑誌名: Advances in Software Engineering 巻: (to appear)
• [雑誌論文] プログラム依存グラフを用いた増分的なコードクローン検出 (2012)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 植田泰士, 西野稔, 楠本真二
  • 雑誌名: 情報処理学会論文誌 巻: Vol.53, No.2, ページ: 601-611
• [雑誌論文] 修正頻度の比較に基づくソフトウェア修正作業量に対する重複コードの影響に関する調査 (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀田圭佑, 佐野由紀子, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 雑誌名: 情報処理学会論文誌 巻: Vol.52, No.9 ページ: 2788-2798
• [雑誌論文] プログラム依存グラフを用いたコードクローン検出法の改良と評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 楠本真二
  • 雑誌名: 情報処理学会論文誌 巻: Vol.51, No.12 ページ: 2149-2168
• [雑誌論文] グラフマイニングアルゴリズムを用いたギャップを含むコードクローン情報の生成 (2010)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 宮崎宏海, 楠本真二, 井上克郎
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌D 巻: Vol.Jg3-D, No.9 ページ: 1727-1735
• [学会発表] Identifying, Tailoring, and Suggesting Form Template Method Refactoring Opportunities with Program Dependence Graph (2012)
  • 著者名/発表者名: Keisuke Hotta, Yoshiki Higo, and Shinji Kusumoto
  • 学会等名: Proc. of the 16th European Conference on Software
  • 発表場所: Szeged, Hungary
  • 年月日: 20120327-30
• [学会発表] 大規模ソフトウェア群に対するメソッド単位のコードクローン検出 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石原知也, 堀田圭佑, 肥後芳樹, 井垣宏, 楠本真二
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告ss2011-xx
  • 発表場所: てんぷす那覇
  • 年月日: 20120313-14
• [学会発表] ソースコード中の繰り返し部分に着目したコードクローン検出手法の提案 (2012)
  • 著者名/発表者名: 村上寛明, 堀田圭佑, 肥後芳樹, 井垣宏, 楠本真二
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告ss2011-xx
  • 発表場所: てんぷす那覇
  • 年月日: 20120313-14
• [学会発表] Is Duplicate Code Good or Bad? An Empirical Study with Multiple Investigation Methods and Multiple Detection Tools (2011)
  • 著者名/発表者名: Yui Sasaki, Keisuke Hotta, Yoshiki Higo, and Shinji Kusumoto
  • 学会等名: Proc. of the 22nd International Symposium on Software Reliability Engineering(ISSRE2011)
  • 発表場所: Hiroshima, Japan
  • 年月日: 20111129-1202
• [学会発表] プログラム依存グラフを用いたテンプレートメソッドパターン適用によるリファクタリング支援手法の提案 (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀田圭佑, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: ソフトウェア信頼性研究会第7回ワークショップ論文集
  • 発表場所: 広島県休暇村大久野島
  • 年月日: 20111127-28
• [学会発表] Incremental Code Clone Detection : A PDG-based Approach (2011)
  • 著者名/発表者名: Yoshiki Higo, Yasushi Ueda, Minoru Nishino, and Shinji Kusumoto
  • 学会等名: Proc. of the 18th Working Conference on Reverse Engineering(WCRE2011)
  • 発表場所: Limerick, Ireland
  • 年月日: 20111017-20
• [学会発表] プログラム依存グラフを用いた増分的なコードクローン検出 (2011)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 植田泰士, 西野稔, 楠本真二
  • 学会等名: ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2011
  • 発表場所: 東京女子大学
  • 年月日: 20110912-14
• [学会発表] ソフトウェア保守におけるコードクローンの影響に関する調査方法の比較 (2011)
  • 著者名/発表者名: 佐々木唯, 堀田圭佑, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告SS2011-17
  • 発表場所: 北海道情報大学
  • 年月日: 20110728-30
• [学会発表] プログラム依存グラフを用いたTemplate Methodパターン適用によるコードクローン集約支援 (2011)
  • 著者名/発表者名: 堀田圭佑, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: 情報処理学会研究報告2011-SE-171
  • 発表場所: 科学会館
  • 年月日: 20110314-15
• [学会発表] Code Clone Detection on Specialized PDGs with Heuristics (2011)
  • 著者名/発表者名: Yoshiki Higo, and Shinji Kusumoto
  • 学会等名: Proc. of the 15th European Conference on Software Maintenance and Reengineering(CSMR2011)
  • 発表場所: Oldenburg, Germany
  • 年月日: 20110301-04
• [学会発表] 複数のメソッドにまたがって存在するコードクローンの検出に向けて (2010)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告SS2010-50
  • 発表場所: 伊香保温泉ホテル天坊
  • 年月日: 20101214-15
• [学会発表] プログラム依存グラフを用いたリファクタリング候補の特定と可視化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 兼光智子, 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: 電子情報通信学会技術研究報告SS2010-49
  • 発表場所: 伊香保温泉ホテル天坊
  • 年月日: 20101214-15
• [学会発表] Is Duplicate Code More Frequently Modified Than Non-duplicate Code in Software Evolution?: An Empirical Study on Open Source Software (2010)
  • 著者名/発表者名: Keisuke Hotta, Yukiko Sano, Yoshiki Higo, and Shinji Kusumoto
  • 学会等名: Proc. of the 11th International Workshop on Principles of Software Evolution(IWPSE-EVOL2010)
  • 発表場所: Antwerp, Belgium
  • 年月日: 20100920-21
• [学会発表] コードクローン検出に必要な計算コストの削減を目的としたプログラム依存グラフ頂点集約法の提案 (2010)
  • 著者名/発表者名: 肥後芳樹, 楠本真二
  • 学会等名: ソフトウェアエンジニアリング最前線2010
  • 発表場所: 東洋大学白山キャンパス
  • 年月日: 20100831-0901