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2016 年度 実績報告書

情報漏えい耐性と簡便性の高い情報交換サービス提供基盤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22700067
研究機関岐阜大学

研究代表者

毛利 公美  岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (50281697)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2017-03-31
キーワードセキュリティ / 暗号
研究実績の概要

ペアリング暗号を用いた情報交換サービスは,PKG (Private Key Generator) と呼ばれるセンターを設け,暗号文を復号しようとするユーザからの要求に対して,公開パラメータからユーザのIDに対応する秘密鍵を生成・配送する,というのが基本的なモデルである.このモデルはPKGがユーザの秘密鍵を生成・保有するため,センターからの情報漏えいに耐性がないことが指摘されている.本研究では高い情報漏えい耐性を持ちながら簡便な情報交換サービスを実現する基盤の開発を目的とし,次の二つの研究項目,1)センターからの情報漏えいに対して耐性のある情報交換サービス提供方式の開発と,2)Webアプリケーションシステムとしての情報交換サービス提供基盤の開発を設定している.前者の研究項目に対して,センターにユーザの秘密情報を保有させることなく,ユーザの存在証明を保証するIDに基づく鍵交換方式によって,認証局を設けることなくユーザ公開鍵の正当性を確認する鍵交換方式の安全性について評価した.後者の研究項目に対して,バーチャルマシン上で動作するスクリプト系言語で構築した通信・暗号化ライブラリ群を用いて,研究項目1の方式を実装した.

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 電子鑑識の動向とネットワークフォレンジック2016

    • 著者名/発表者名
      福田洋治,白石善明,毛利公美
    • 学会等名
      電気関係学会関西連合大会
    • 発表場所
      大阪府立大学(大阪府堺市)
    • 年月日
      2016-11-22 – 2016-11-23
    • 招待講演
  • [学会発表] 近隣サービスで同時検証するためのマルチグループ署名2016

    • 著者名/発表者名
      野村健太,毛利公美,白石善明,森井昌克
    • 学会等名
      情報処理学会コンピュータセキュリティシンポジウム
    • 発表場所
      秋田キャッスルホテル(秋田県秋田市)
    • 年月日
      2016-10-11 – 2016-10-13

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公開日: 2018-01-16  

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