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2012 年度 研究成果報告書

ユビキタスネットワークにおけるプライバシ保護手法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22700071
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 計算機システム・ネットワーク
研究機関公立はこだて未来大学 (2011-2012)
大阪大学 (2010)

研究代表者

中村 嘉隆  公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 助教 (40452528)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワードモバイルネットワーク
研究概要

商業地域において,ユーザの位置情報などを用いたコンテクストアウェアなサービスの需要が大きくなっている.このとき,ユーザが自分の位置情報を完全にトレースされてしまうことはプライバシ的に問題があり,サービスのための積極的な情報提供がされない可能性がある.また,比較的小さな店からなるショッピングモールではコンテクストアウェアなサービスの提供基盤を店が自前で構築するのはコストが高すぎるため,モール全体で共有基盤を構築してサービスの提供を行うことが考えられるが,このサービスを自店の顧客統計データにもとに,条件を設定しながら行うような場合,共有基盤を通じて他店に顧客データが漏れてしまう可能性があり,こちらも積極的な利用がためらわれる原因となる.そこで本研究では,ユーザのコンテクスト情報,サービス提供者のサービス提供条件をそれぞれ外部に秘匿したまま,コンテクストに応じたサービスを提供できる基盤の設計を行った.また,ユーザのプライバシを確保したままユーザの動線をサービスプロバイダに対して提供するための計測手法についても提案を行った.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)

  • [雑誌論文] Teruo Higashino and Osamu Takahashi, "A Method for Modeling of Pedestrian Flow in the Space with Obstacles using Laser Range Scanners"2012

    • 著者名/発表者名
      Yoshitaka Nakamura, Yusuke Wada
    • 雑誌名

      International Journal of Informatics Society (IJIS)

      巻: Vol.4, No.1 ページ: 41-49

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Teruo Higashino and Osamu Takahashi, "A Method for Modeling of Pedestrian Flow in the Obstacle Space using Laser Range Scanners"2011

    • 著者名/発表者名
      Yoshitaka Nakamura, Yusuke Wada
    • 雑誌名

      Proceedings of the International Workshop on Informatics (IWIN2011)

      ページ: 54-61

    • 査読あり
  • [雑誌論文] MANET における信頼性を考慮した証拠収集手法の提案, マルチメディア, 分散,協調とモバイル (DICOMO2011)2011

    • 著者名/発表者名
      三浦愛美, 中村嘉隆, 白石陽, 高橋修
    • 雑誌名

      シンポジウム論文集

      ページ: 978-986

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 障害物の存在する空間におけるレンジスキャナを用いた人流モデル化手法の提案 マルチメディア, 分散, 協調とモバイル(DICOMO2011)2011

    • 著者名/発表者名
      和田悠佑, 中村嘉隆, 東野輝夫
    • 雑誌名

      シンポジウム論文集

      ページ: 1183-1192

    • 査読あり

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公開日: 2014-08-29  

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