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2010 年度 実績報告書

霧による空中可変スクリーンを用いた立体像提示ディスプレイの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22700120
研究機関電気通信大学

研究代表者

橋本 直己  電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (70345354)

キーワード霧ディスプレイ / 空中立体像 / 霧化 / 映像投影
研究概要

本研究では,3次元形状を備えた霧スクリーンを空中に構成し,そこに映像を投影することで,簡易かつ手軽に空間立体像提示を実現するシステムの開発を行っている.従来の霧スクリーンは平面が主体であり、立体感を備えた映像提示が困難であった.また,実現する装置が特殊かつ大がかりであることが多かった.そこで本研究ではまず,身近に利用可能な機材のみを用いてスクリーンの構築を行った.超音波震動子によって霧化された霧を,電動ファンによる空気流を用いてダクトに流し,さらにそのダクト先端を細いダクトの集合体として構築することで,流速の高い細い霧流の束を構成することを可能にした.そして,このダクト先端を複数用意して配列状に配置し,その内部にソレノイドを用いた開閉機構を組み込むことで,配列状の霧噴出口からの霧出力を自由に制御することを可能とした.これにより,これまで平面が主体となっていた霧スクリーンの形状を,自由に制御することが可能になった.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 立体感を提示可能な霧ディスプレイの開発2010

    • 著者名/発表者名
      東佑圭, 橋本直己
    • 学会等名
      映像情報メディア学会 2010年冬季大会講演予稿集
    • 発表場所
      工学院大学 新宿キャンパス
    • 年月日
      2010-12-14

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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