研究概要 |
最終年度となる24年度では,主として「研究成果の対外アピール」と「教育玩具としての電子楽器システムのあり方をまとめる」の二点について実施した.対外アピールにおいて,ウェブや小冊子での成果のまとめや,国内外の科学館や美術館での展示,比較的生産量の大きな商品化(40万ロット)を行った.結果として様々なメーカから本手法による新商品が発売され,市場開拓へとつなげることができた.教育玩具としての電子楽器システムについては,さらなる開発をおこなうことで,国内論文誌で1件[1],国際論文誌で1件[1]の論文が採択された.昨年度同様にACM SIGGRAPH Emerging Technologies部門にも採択され,海外においても広く研究成果を広めることができた. [1] 馬場哲晃,菊川裕也,串山久美子,青木允,簡易な手書き譜面を利用した演奏システム Gocen の設計,情報処理学会論文誌,一般社団法人情報処理学会,Vol.54, No.4, pp.1327--1337, 2013-4 [2] Yuya Kikukawa, Toshiki Yoshiike, Tatsuhiko Suzuki, Takaharu Kanai, Tetsuaki Baba, Kumiko Kushiyama:A design process of musical interface “PocoPoco”:An interactive artwork case study, Art paper journal of Asia Digital Art and Design Association, ADADA, Vol.17, No.1, 2013
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