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2012 年度 実績報告書

地図・罫線文書等を含むウェブデータを対象としたマイニング手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22700153
研究機関広島市立大学

研究代表者

鈴木 祐介  広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (10398464)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード機械学習 / データマイニング / 知識発見
研究概要

平成24年度は次の課題に重点を置いて研究を行い,以下のような知見等を得た.
ウェブ上に存在する地図や罫線文書等の平面データの表現方法および、共通するパターンの発見に関する研究として順序グラフパターンという新しいグラフパターンの提案を行った.順序グラフはデータの位置情報や接続情報を表現可能なデータ構造であり,各頂点間の接続関係に順序を与えたものである.順序グラフを用いることで,地図や罫線文書の表現がより容易になることが考えられる.順序グラフパターンは順序グラフに共通する構造を表現可能なグラフパターンであり,昨年度までに研究を行ってきた平面図パターンの拡張にあたる.順序グラフパターンを用いることで,平面図パターンでは表現できなかった構造が表現可能になり,新たな知識発見に応用可能であると考えられる.本研究では,順序グラフパターンの機械学習可能性と,それを用いたデータマイニング手法について考察を行った.機械学習可能性の考察,およびデータマイニングへの応用に関して順序グラフパターンと順序グラフの照合問題を解く照合アルゴリズムの提案を行った.照合アルゴリズムはグラフパターンがグラフの特徴を表現しているかどうかを判定する非常に重要なアルゴリズムである.本研究の成果について国際会議ILP2012において発表を行った.
また昨年度までに研究を行ってきたTTSPグラフパターンのマイニング手法に関して,TTSPグラフとTTSPグラフパターンの照合アルゴリズムの改良と実装,および評価実験を行った.またその成果を用いたTTSPグラフパターンからの特徴抽出について発表を行った.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 遺伝的プログラミングによる特徴的なTTSPグラフパターン獲得手法の改良2013

    • 著者名/発表者名
      大塚喜明,鈴木祐介,宮原哲浩,内田智之
    • 学会等名
      人工知能学会全国大会2013
    • 発表場所
      富山国際会議場
    • 年月日
      20130605-20130605
  • [学会発表] Acquisition of Characteristic TTSP Graph Patterns by Genetic Programming2012

    • 著者名/発表者名
      永井聡,宮原哲浩,鈴木祐介,内田智之
    • 学会等名
      IIAI International Conference on Advanced Applied Informatics (IIAI AAI 2012)
    • 発表場所
      九州大学
    • 年月日
      20120920-20120922
  • [学会発表] Polynomial Time Pattern Matching Algorithm for Ordered Graph Patterns2012

    • 著者名/発表者名
      日野隆博,鈴木祐介,内田智之,糸川裕子
    • 学会等名
      22nd International Conference on Inductive Logic Programming (ILP2012)
    • 発表場所
      クロアチア,ドヴロブニク
    • 年月日
      20120917-20120919

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公開日: 2014-07-24  

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