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2012 年度 実績報告書

実用的な明朝体漢字字形データベースの運用と応用

研究課題

研究課題/領域番号 22700262
研究機関大東文化大学

研究代表者

上地 宏一  大東文化大学, 外国語学部, 講師 (20468721)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード文字データベース / 異体字 / Unicode / 漢字字形
研究概要

本研究は、日本・中国をはじめとする東アジア圏の現代・古典資料などの文字情報に使用された、異体字・国字などのあらゆる漢字字形を登録可能な文字データベースを、インターネット上に構築・運用するものである。平成24年度の研究成果は次の3点に集約される。
1.文字データベースの継続的な運用:漢字字形を自由に管理・共有できるインターネット上の文字データベースについて運用開始から5年を経ることができた。これまでに登録された漢字字形は30万字形を超え、データベースのレコード数は100万レコードに到達した。大変充実したデータベースに成長することができた。
2.国内外への普及:国際会議での発表を含め、文字データベースの対外広報を行った。その結果、国外からのデータベースの活発な利用をもたらすことができた。
3.国内外における漢字字形データの継続的な登録:前年度に引き続き漢字字形のデータ登録を継続し、漢字集合の新規・追加登録を行った。追加数の大きいものを次に挙げる。・法務省戸籍統一文字(現収録53,773字。2012年度は2,506字の追加)・住基(住民基本台帳ネットワーク)コード(現収録20,878字。2012年度は1,446字の追加)・登記文字(登記簿使用文字)(現収録3,314字。2012年度は852字の追加)・『中華字海』収録漢字のうち異体字(現収録11,523字。2012年度は9,463字の追加)・「台湾教育部異体字字典」(現収録1,707字。2012年度は1,553字の追加)・『古壮字字典』(現収録1,589字。2012年度追加)・『東皋琴譜』(現収録884字。2012年度追加)。以上を含め、現収録字形は304,225字、うち2012年度追加は55,213字となった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] GlyphWiki and OpenType: A Collaborative Glyph Development Environment and its Font Exporting System

    • 著者名/発表者名
      Taichi Kawabata, Koichi Kamichi
    • 学会等名
      ATypI Hong Kong 2012
    • 発表場所
      InnoCentre, Hong Kong
  • [備考] 漢字字形自由共有サイト グリフウィキ

    • URL

      http://glyphwiki.org/

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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