研究課題
若手研究(B)
チンパンジーが自身を取り巻く社会環境をどのように認識しているのかを明らかにするため、下記の成果を挙げた。研究 1:当施設で飼育されているチンパンジー(弱齢群:約11歳、高齢群:約30歳)をもちい、視覚的経験が顔知覚に与える影響をあきらかにした研究 2:アカゲザルを対象に彼らが視聴覚情報を統合した他個体認識をおこなっており、聴覚情報を知覚した際に視覚情報を想起していることをあきらかにした研究 3:チンパンジーが他個体を認識する際にその順位表象を含めたものであるだけではなく、さらには、彼らが空間的にその情報をマッピングしていることをあきらかにした。
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http://www.cicasp.pri.kyoto-u.ac.jp/people/ikuma-adachi