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2012 年度 実績報告書

臨床試験関連業種における統計的品質管理手法の導入に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22700288
研究機関北海道大学

研究代表者

伊藤 陽一  北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10334236)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード臨床試験 / 統計的品質管理 / 教育プログラム開発
研究概要

近年、治験や臨床研究の基盤となるCRCやモニター、データマネージャーなどの職種の重要性がますます認識されつつある。これらの職種における業務内容は自動化が難しい内容が多く、人海戦術的な作業によって、品質が維持されているのが現状である。特に治験では、必要以上の品質を確保しようという傾向があり、非常に高額な治験費用の一因となっている。製造業やサービス業などの他分野においては、Lean Six Sigmaなどの統計的品質管理手法が導入され、品質の向上と業務の効率化が図られている.が、製薬関連業においては外資系の企業において取り組みが始まったばかりである。本研究では、治験や臨床研究の効率化を行うために、他業種における統計的品質管理手法導入を参考に、治験や臨床研究の基盤となる業種における教育プログラム開発を目的とする。
平成24年度は平成23年度に契約した某製薬企業において、開発した教育を実施した。また、統計的品質管理手法による業務改善効果を確認するために、最終患者観察終了からデータベース固定までのデータマネジメントプロセスの改善研究を実施した。その結果、これまで約40日かかっていたプロセスを約20日に短縮できる可能性が示唆された。本研究の結果は、日本臨床試験研究会第4回学術集会総会にて、「統計的品質管理手法を用いたデータマネジメントプロセス改善の検討」という演題で発表を行った。
教育プログラムの開発にあたって予定していた海外講師の招聘は、講師の都合により困難となったため、研究代表者がパートナー企業と綿密に連絡を取り合うことによって補うこととした。
教育プログラムの公表については、研究の遅れの影響で年度内に実施が困難であったが、来年度以降に順次公表していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Lean Six Sigmaによるデータマネジメントプロセス改善の検討2013

    • 著者名/発表者名
      伊藤陽一、冨金原悟
    • 学会等名
      日本臨床試験研究会第4回学術集会総会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      20130207-20130208
  • [備考] 臨床試験関連業種における統計的品質管理手法の導入に関する研究

    • URL

      http://biostat.med.hokudai.ac.jp/groups/d722f/wiki/6a7c9/index.html

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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