研究課題
若手研究(B)
本研究では、増殖期および分化期の神経幹細胞において異なった発現パターンを示す転写因子群の機能解析を足掛かりとして、神経幹細胞の性質変化に関与する分子の検索と機能解析を行った。その結果、新規核内因子であるDmrt3およびDmrta2が、胎生期マウス大脳領域に時期・空間特異的に発現することを明らかにした。さらにコンディショナルノックアウトマウスの作製等を含む発生工学的手法を用いた解析から、これらの因子が大脳皮質神経幹細胞の維持に重要な役割を担っている事を見いだした。
すべて 2011
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J Neurosci
巻: 31(10) ページ: 3683-95