研究課題
若手研究(B)
私たちは、ヒストン脱アセチル化酵素6(Hdac6)とよばれるタンパク質が脳のセロトニン神経細胞に多く含まれること、このタンパク質の働きが情動行動の制御に関わることを明らかにしました。さらにHdac6の働きを抑制する薬剤には、抗うつ薬と同様の効果があることを、マウスを用いた実験で確認しました。本研究成果は、うつ病の病態解明や新しい作用メカニズムに基づいた抗うつ薬の開発に繋がることが期待されるものです。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件)
PLoS ONE
巻: 7(2) ページ: e30924
doi:10.1371/journal.pone.0030924
Journal of Biological Chemistry
巻: 286 ページ: 37137-37146
doi:10.1074/jbc.M111.270140
http://www.pref.aichi.jp/0000048681.html