研究課題
若手研究(B)
小脳のグリア細胞は、Caを透過する特殊なAMPA型受容体をもち、Caを介した神経-グリア相互作用を通して、神経回路の形成と発達に関与している可能性がある。その機能的役割を調べるため、小脳のグリア細胞に選択的にGluR2(編集型GluR2)サブユニットを発現させて、もともとCa透過型の性質からCa非透過型にAMPA受容体の性質を変化させる実験手法の確立を試みた。レンチウイルスベクターを用い、GFAPプロモーターのサイズ減らして、グリア選択性を保ったまま遺伝子を効率的に発現させる事に成功した。
すべて 2011
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The Journal of Physiology
巻: 589(13) ページ: 3191-3209