接着は材料を構築する上で、最も重要なプロセスの一つである。特に固体材料に関しては様々な接着方法が検討されているものの、ハイドロゲルのような多量に水を含むソフトマテリアルの接着に関する研究はほとんどない。刺激応答性ハイドロゲルを用いたインティジェントアクチュエータを開発するためには、ハイドロゲルを接着する必要がある。本研究では、カチオン性及びアニオン性のハイドロゲルに電場を印加するとゲル界面にポリイオンコンプレックスを形成することで、二つのゲルが接着することを見出した。さらに、逆電場を印加することで容易に剥離可能であることもわかった。
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