研究課題
若手研究(B)
イノシトールリン酸(IP6)のキレート作用により硬化する新規の骨修復セメントを開発した。その際、IP6 の有する抗腫瘍作用を利用し、IP6 がセメント内部から徐々にリリースされる材料設計を行った。その結果、本セメントは腫瘍細胞特異的にアポトーシスを誘導し、細胞増殖を抑制することで抗腫瘍効果を発現させることが可能となった。また、本セメントは優れた生体適合性を有することから、臨床への応用も期待できる。
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Key. Eng. Mater.
ページ: 529-530, 173-177
DOI:10.4028