研究課題
若手研究(B)
本研究は、超音波を用いて肝臓の線維化および脂肪沈着についての定評評価を実現することを目的としている。超音波顕微鏡システムを用いて多数のラット肝臓の物理的・音響的特性を計測・解析した結果、組織性状と各種物性との相関関係を確認することができた。また、計算機シミュレーション、擬似生体試料および臨床現場で超音波診断装置を用いて取得したエコーデータについて複数の信号処理を施したところ、線維と脂肪の特徴を検出することが可能となった。両成果の融合により、びまん性肝疾患における肝臓の質的評価が可能になると考えられる。
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