研究課題
若手研究(B)
毎日1時間の低速度走行を行ったラットでは、6週間後に軟骨基質の主成分であるII型コラーゲンの代謝亢進が示された。一方、腓腹筋に薬物(ボツリヌス毒素)を注射して足関節底屈筋力を低下させると、走行開始1週ではII型コラーゲンの同化作用を一過性に亢進させる傾向がみられたが、その後は同化作用が走行距離に依存して減退し、走行群よる軟骨同化作用は相殺された。膝関節の組織学的観察を行った結果、いずれの群においても関節軟骨において著明な損傷・変性所見は認められなかった。
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