研究課題
若手研究(B)
白内障手術を片眼のみに行う場合、手術眼と非手術眼の見えの差が大きく違和感を訴える患者がいる。本研究は、片眼白内障手術前後の左右眼と両眼視それぞれの色知覚と空間周波数特性を調べることにより、その順応過程と両眼情報統合過程を検討した。その結果、左右眼の色知覚は異なるが両眼では情報が統合される、また空間周波数特性には優位眼が存在する傾向が得られ、視覚特性に応じたモデルによる見えの予測の可能性が示された。
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Journal of the Optical Society of America A
巻: 29-2 ページ: A165-A173
DOI:10.1364/JOSAA.29.00A165
ページ: A152-A156
DOI:10.1364/JOSAA.29.00A152