研究課題
若手研究(B)
周期的な両手運動では、左右の同じ筋肉を交互に動かす非鏡像モードは不安定である。ただしこの不安定さには個人差が大きく、しかも運動開始時の動作からはその後の動作安定性が予測しにくい。fMRIを用いて、両手非鏡像モードと鏡像モードの脳活動を解析した結果、両モードの運動開始時の一過性の大脳基底核被核の活動の差とその後の運動不安定性に高い相関が見られた。本研究の結果は、運動開始時の行動からは予測しにくい個々人の両手非鏡像運動の巧拙が運動開始時の脳活動からは予測できることを示している。
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Journal of Neurosci
巻: 31 ページ: 9819-23
Experimental Brain Research
巻: 203 ページ: 407-418