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2012 年度 実績報告書

競泳における最速スタート方法の提案―スタートブロック付きスタート台を用いて―

研究課題

研究課題/領域番号 22700639
研究機関大阪体育大学

研究代表者

尾関 一将  大阪体育大学, 体育学部, 講師 (90535113)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードバックプレート付スタート台 / 一流選手 / ブロックタイム / 跳び出し水平速度 / 入水迎え角
研究概要

本研究の目的は国内一流選手と大学競泳選手の各種運動学的変量を比較することで競技力向上のためのスタート技術を検討することである.被験者は一流競泳選手2名(男子1名,女子1名),大学水泳部に所属する競泳選手21名(男子11名,女子10名)であった.電気的に同期された3台のCCDビデオカメラ(60fps)を用いてスタート局面を撮影した.映像から実長換算法を用いて各種運動学的変量(跳び出し水平速度,跳び出し速度,跳び出し角,跳び出し姿勢角,入水角,入水姿勢角,入水迎え角,ブロックタイム,15m通過時間,)を算出し,一流選手と大学選手を比較することで一流選手のスタート動作の特徴について考察した.
本研究の結果により,一流選手のスタート動作の特徴として,跳び出し時の身体重心水平速度および身体重心速度が大きいこと,ブロックタイムが短いこと,入水姿勢角(入水開始時の大転子と手部を結ぶ線分が水面となす角)と入水角(入水開始時の身体重心の速度ベクトルが水面となす角)の差分を示す入水迎え角が0°に近いことが示された.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 一流競泳短距離選手のスタート動作の特徴2012

    • 著者名/発表者名
      尾関一将,桜井伸二,田口正公
    • 学会等名
      日本水泳・水中運動学会2012年次大会
    • 発表場所
      90-93
    • 年月日
      20121020-20121021
  • [学会発表] KICKING THE BACK PLATE OF THE STARTING BLOCK IMPROVES START PHASE PERFORMANCE IN COMPETITIVE SWIMMING2012

    • 著者名/発表者名
      Kazumasa Ozeki, Shinji Sakurai, Masahiro Taguchi
    • 学会等名
      30th Conference of the International Socienty of Biomechanics in Sports
    • 発表場所
      373-376
    • 年月日
      20120703-20120706

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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