研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、身体活動・運動行動に関わる遺伝子多型を検討することで、そのメカニズムを明らかにすることである。マウスを用いた研究から摂食行動と運動行動との間には密接な関連があることが報告されているため、摂食関連遺伝子に着目した。健康な男女530名を対象に、3次元加速度計を用いて歩数や中高強度身体活動量、不活動時間等を評価し、遺伝子多型との関連を検討したところ、レプチン受容体遺伝子の多型は身体活動・運動行動と関連しており、身体活動量増大を目的に1年間の介入を行った場合の身体活動量増大にも関連していた。つまり、個人の身体活動・運動行動を誘発するメカニズムに摂食行動に関わる遺伝子が関与していることが示唆された。
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