研究課題
若手研究(B)
日本において、男性の家事時間の少なさが少子化の一因と指摘されている。さらに、成人の行動には、未成年期の影響が大きいことが示唆されている。そこで本研究では、未成年期の時間配分の規定要因、さらには未成年期の生活環境が成人後の時間配分に与える影響について分析した。その結果、(1)未成年期の家事関連の経験は、成人後の時間配分に影響を与え、(2)未成年期の時間配分は、親の関与のほか、兄弟数や生まれ順が重要であることが明らかになった。
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