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本研究の目的は、洗腸を軸とした厳密な排便管理であるBowel Management Program(BMP)を試行し、患児のQOL向上に関する効果を評価する。
現時点でのBMP参加患児数はHirschsprung病4例(1例が1年以上経過観察)、中間位・高位鎖肛9例(3例)、膀胱・総排泄腔外反症2例(2例)、骨盤内腫瘍1例(1例)。プログラム開始1年での平均スコアの推移を以下に示す;便失禁の有無: 0.5⇒3.0(0-5)、副作用の有無: 1.5⇒2.0(0-3)、患児のQOLスコア: 2.2⇒2.7(0-3)、患児の家族のQOLスコア: 1.3⇒2.5(0-3)。
今後も、長期的な経過観察と成果の評価を行い、更に多くの症例の蓄積を目指す。
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