研究課題
若手研究(B)
天然染料を用いた染色において、媒染剤としての金属イオンの使用を極力まで少なくするための研究である。コチニールやスオウなどの染料を用いた繊維の染色実験から、発色において最小限量の金属イオンを見出し、その堅牢性を確認した。また、溶液の吸収スペクトルから、金属イオン量と発色の関係を明らかにした。さらに、金属イオンが染色時に繊維に及ぼす副次的影響について、色彩面と物理強度面(糸の強伸度)から明らかにした。
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生活科学論叢
巻: 42巻 ページ: 37-42