マメ科植物であるアピオス(Apios americana Medik)から、新規イソフラボンであるGenistein-7-O-genitiobioside を新たに見出した。 アピオスイソフラボンの機能性について検討したところ、エストロゲン受容体(ER)αおよび ERβへの結合能を示した。さらに、生体内で産生される強力なラジカルスカベンジャーとして知られているビリベルジンおよびビリルビンを産生する酵素ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)の発現上昇が認められた。したがって、アピオスが新たなイソフラボンの摂取源となると考えられた。
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