研究課題
若手研究(B)
入院患者における電解質異常について横断的に検討することで、電解質異常の頻度を明らかにし、リスク要因との関連を探ることを目的とした。その結果、電解質異常は75%見られた。特に本調査において高頻度に見られた電解質異常は低Mg血症であった。高K血症は全入院患者の10%に見られた。高K血症に低Na血症を呈した経腸栄養剤による影響と考えられる例が1名あり、対象とした人数が少なく発症頻度は低いものの、経腸栄養剤による電解質異常について、今後さらに検証する必要がある。