研究課題/領域番号 |
22700763
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 松本大学 |
研究代表者 |
竹村 ひとみ 松本大学, 人間健康学部, 助手 (60295558)
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研究協力者 |
下位 香代子 静岡県立大学, 大学院・生活健康科学研究科, 教授 (10162728)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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キーワード | 健康と食生活 / ホルモン依存性がん / エストロゲン代謝 / がん化学予防 / フラボノイド / DNA損傷 / カテコールエストロゲン |
研究概要 |
内因性女性ホルモンのエストロゲンは、代謝中間体カテコールエストロゲンの生成によりDNA損傷を誘発することから乳がんリスク因子の1つとされている。メトキシフラボノイドのクリソエリオールがもつ平面構造とメトキシ基は、エストロゲン代謝酵素の選択的な阻害に重要な役割を果たしていることが示された。クリソエリオールは、ヒト乳癌細胞におけるエストロゲン誘発DNA損傷に対し抑制効果を示したことから、乳がん発生の初期段階に予防的に働く可能性が示唆された。
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