研究課題
宇宙に関する情報は様々なところにあふれているが、一般市民が物理的情報を含む真正の科学データに触れる機会は少ない。本研究の目的は、大学等研究機関において得られた真正科学データを一般市民に対して適切に発信するための方法の研究開発を行うことである。本研究では、科学データの例として東京学芸大学地学教室の所有する暗黒星雲に関する学術データをとりあげた。平成22年度は、まずこの学術データから教育・アウトリーチに有用かつ効果的なデータを抽出した。次に、一般には馴染みの薄い暗黒星雲を分かり易く紹介し、一般市民が楽しみながら学べるよう、一般向けのホームページを作成した。これらに併せて個々の暗黒星雲の美しい減光量マップやそれらの解説パネル等、一般市民が楽しみながら学べる展示素材を開発した。また、製作した展示素材を用いた一般市民向けの展覧会を東京学芸大学内で開催した。
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THE ASTROPHYSICAL JOURNAL
巻: 731 ページ: article id 23 (14pp)
地学教育
巻: 63 ページ: 79-88
巻: 63 ページ: 109-123
http://darkclouds.u-gakugei.ac.jp/public/museum/index.html