研究課題
本研究の目的は、大学等研究機関において得られた真正科学データ(東京学芸大学天文学研究室の所有する暗黒星雲に関する学術データ)を一般市民に対して適切に発信するための方法の研究開発を行うことである。本研究では、まず、教育・アウトリーチに有用かつ効果的なデータを抽出し、一般向けのホームページを併設するとともに、個々の暗黒星雲の美しい画像(減光量マップ)やそれらの解説パネル、銀河系内の暗黒星雲分布を立体的に表す展示物等、複数の展示素材を開発した。次に、展示素材を用いた学習プログラムを開発した。一般市民向けの展覧会を東京学芸大学内で開催し、その教育効果を調査した。また、小学校4年生を対象とした授業を実施し、小学生を対象とした展示素材の活用の有効性を検討した。
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THE ASTROPHYSICAL JOURNAL
巻: 745 ページ: article id 195 (15pp)
地学教育
巻: 65 ページ: 1-15
巻: 731 ページ: article id 23 (14pp)
http://darkclouds.u-gakugei.ac.jp/public/museum/index.html