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2011 年度 実績報告書

初任者教員の不安・孤独感やバーンアウトを緩和するハイブリッド型支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22700803
研究機関東京大学

研究代表者

重田 勝介  東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教 (40451900)

キーワード教授学習支援システム
研究概要

本研究では初中等・高等教育初任者教員の不安・孤独感やバーンアウトの緩和を目指すハイブリッド型対話支援システムを開発し評価するものである。本研究では平成23年度を実施・評価期間と位置づけ、下記の研究活動を行った。
初中等初任者教員に関わるものとして、私立高校2校において実践を行った。そのうち1校(東京都内の私立高校)においては、教師集団内においての不安感や孤独感の緩和を目指す実践に向けた複数回の打ち合わせと折衝を行い、そののち不安・孤独感の緩和に関わる聞き取り調査と、不安感緩和に寄与しうる対話ルールを用いたワークショップを実施した。もう1校(埼玉県内私立高校)においては、オンラインポートフォリオシステムを初任者教員間で導入し、教育活動の状況や授業立案における問題共有に用いる実践を行った。加えて、上記実践に関わる学会発表を、日本教育工学会第27回全国大会にて行った。
高等教育初任者教員に関わるものとして、平成21年度に実施した高等教育初任者教員を対象にした実践の評価を継続して行った。この実践と評価についてまとめた論文が日本教育工学会論文誌第35巻4号に教育実践研究論文として採録され掲載された。さらに、高等教育機関における教員支援に関連する学会における動向調査、高等教育機関における教員支援の実態調査を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 大学初任者教員が悩みについて対話するオンライン環境を用いた実践と評価2012

    • 著者名/発表者名
      重田勝介、大川内隆朗、舘野泰一、福山佑樹、香川順子、田中さやか、加藤雅則、上田純子
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌

      巻: 第35巻4号 ページ: 399-409

  • [学会発表] 学校運営に関わる教師集団に対話と振り返りを支援するシステムの開発2011

    • 著者名/発表者名
      重田勝介、福山佑樹、中澤明子、加藤雅則
    • 学会等名
      日本教育工学会第27回全国大会
    • 年月日
      2011-09-19

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公開日: 2013-06-26  

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