研究課題
若手研究(B)
土質遺構の主な劣化要因には、乾燥による土壌の崩落、および塩類析出による遺構表層の剥落が挙げられ、これらは遺構表層で土中水分が蒸発し続けることによって引き起こされる。本研究では、遺構土壌の水分移動特性に関する試験、現地の気象と遺構保護施設内の環境について実測調査をおこない、得られた結果に基づいて、遺構土壌と施設内空気における熱水分移動解析をおこなった。解析結果から、遺構表層における水分蒸発を抑制し、遺構土壌を安定に維持し得る、施設内環境の適切な制御法について検討した。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件)
奈良文化財研究所紀要2013
ページ: 72-73
奈良文化財研究所創立60周年記念論文集
ページ: 1423-1434
Proceedings of the 5th International Building Physics Conference
ページ: 1323-1330
奈良文化財研究所紀要2012
ページ: 46-47
奈良文化財研究所紀要2011
ページ: 68-69
西トップ遺跡調査報告-アンコール文化遺産保護共同研究報告書-
ページ: 145-164
史跡ガランドヤ古墳-史跡ガランドヤ古墳の保存整備に伴う調査報告書-
ページ: 49-61
奈良文化財研究所紀要2010
ページ: 20-21