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2012 年度 実績報告書

近隣効果を考慮した身近な生活環境の環境経済評価モデリング

研究課題

研究課題/領域番号 22700860
研究機関立命館大学

研究代表者

村中 亮夫  立命館大学, 文学部, 講師 (10434713)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード近隣効果 / 安全安心 / 支払意思額 / 労働意思量 / ジオデモグラフィクス
研究概要

本年度は安全安心に関する文献と同時に、数理・計量地理学や社会調査に関する方法論、計量経済学の計測モデルに関する文献の収集および整理を行いながら、主として分析モデルの選定と仮説立て、分析データの整理・基本集計を行った。とりわけ、本研究では町丁目・字レベルでの地域的な社会関係が、身近な地域の環境財の保全に対する支払意思額(WTP)や労働意思量(WTW)を規定するとする仮説のもと、仮想評価法(CVM)の調査設計を行っている。こうした地域的な社会関係は身近な地域における信頼関係や社会的ネットワークにあらわされるような社会関係資本に関する議論とも符合するため、当該研究領域の研究者との意見交換や関連文献の収集を行いながら、本研究における支払意思額・労働意思量を規定する個人的・地域的な要因をそれぞれ整理した。なお、本研究と関連する研究発表として、本報告書の発表文献に記載されている「社会調査環境の移行期における新たな調査法とその課題」(経済地理学会関西支部12月例会、単独報告)や「潜在的な観光客の仮想行動に着目した歴史的景観の保全による観光需要の地理的変動―京都市における事例分析―」(経済地理学年報58巻4号、共著)をはじめ、環境経済評価や数理・計量地理学、社会調査法、安全安心に関する論文・学会報告を行った。これらの研究成果も活かしながら、本研究課題の研究成果を、次年度以降、順次公表していきたい。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (12件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 地域の安全安心マップコンテスト応募作品の記載内容とその現況2013

    • 著者名/発表者名
      赤石直美・塚本章宏・桐村喬・村中亮夫・吉越昭久
    • 雑誌名

      京都歴史災害研究

      巻: 14号 ページ: 89-92

  • [雑誌論文] 「第6回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」事業報告2013

    • 著者名/発表者名
      桐村喬・赤石直美・塚本章宏・村中亮夫・花岡和聖・吉越昭久
    • 雑誌名

      京都歴史災害研究

      巻: 14 ページ: 73-79

  • [雑誌論文] 都市化・郊外化の度合いと社会関係資本の関連性に関するマルチレベル分析2012

    • 著者名/発表者名
      埴淵知哉・中谷友樹・花岡和聖・村中亮夫
    • 雑誌名

      地理科学

      巻: 67巻2号 ページ: 71-84

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 潜在的な観光客の仮想行動に着目した歴史的景観の保全による観光需要の地理的変動―京都市における事例分析―2012

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫・中谷友樹
    • 雑誌名

      経済地理学年報

      巻: 58 ページ: 336-356

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Webマップを用いた防災・安全情報の活用可能性―亀岡市篠町における住民参加型ワークショップを通した検討―2012

    • 著者名/発表者名
      瀬戸寿一・村中亮夫・谷端郷・中谷友樹
    • 雑誌名

      地学雑誌

      巻: 121 ページ: 946-961

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Web版安全安心マップの活用意思とその規定要因―利用者評価による分析―2012

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫・瀬戸寿一・谷端郷・中谷友樹
    • 雑誌名

      地理学評論

      巻: 85 ページ: 492-507

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 社会調査における回収率の地域差とその規定要因―個人および地域特性を考慮したマルチレベル分析―2012

    • 著者名/発表者名
      埴淵知哉・中谷友樹・村中亮夫・花岡和聖
    • 雑誌名

      地理学評論

      巻: 85 ページ: 447-467

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 学会展望(2011年1月~12月)―数理・計量・地理情報―2012

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫
    • 雑誌名

      人文地理

      巻: 64 ページ: 227-229

  • [雑誌論文] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興―福島県いわき市を事例として―2012

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫・谷端郷
    • 雑誌名

      歴史都市防災論文集

      巻: 6 ページ: 377-384

  • [学会発表] 社会調査環境の移行期における新たな調査法とその課題

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫
    • 学会等名
      経済地理学会関西支部12月例会
    • 発表場所
      大学コンソーシアム大阪(大阪市)
    • 招待講演
  • [学会発表] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興―福島県いわき市を事例として―

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫・谷端郷
    • 学会等名
      歴史都市防災シンポジウム'12
    • 発表場所
      ひと・まち交流館京都(京都市)
  • [学会発表] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興―福島県いわき市を事例として―

    • 著者名/発表者名
      村中亮夫・谷端郷
    • 学会等名
      グローバル化とアジアの観光研究会 2012年度第2回研究会
    • 発表場所
      立命館大学(京都市)

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公開日: 2014-07-24  

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