近隣効果を考慮した身近な生活環境の環境経済評価モデリング

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22700860
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 地理学
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 村中 亮夫 立命館大学, 文学部, 講師 (10434713)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 地域計画 / 地理空間分析 / 環境経済評価 / GIS

研究概要

本研究では、京都の身近な地域における文化財や歴史的景観に対する支払意思額(WTP)や労働意思量(WTW)を規定する要因として、近隣効果に着目した分析を行った。分析の結果、WTP・WTWいずれも、近隣住民の支払ないしは労働の受諾率が高い場合に高い値を示すことが確認された。

研究成果

• [雑誌論文] 住民参加型安全安心マップ作成のワークショップが環境介入に与える影響-マップに記載された情報に着目して- (2013)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷・米島万有子・湯浅弘樹・瀬戸寿一・中谷友樹
  • 雑誌名: 地理科学 巻: 68巻 2号 ページ: 114-131
  • 査読あり
• [雑誌論文] 第6回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト事業報告 (2013)
  • 著者名/発表者名: 桐村喬・赤石直美・塚本章宏・村中亮夫・花岡和聖・吉越昭久
  • 雑誌名: 京都歴史災害研究 巻: 14号 ページ: 73-79
• [雑誌論文] 地域の安全安心マップコンテスト応募作品の記載内容とその現況 (2013)
  • 著者名/発表者名: 赤石直美・塚本章宏・桐村喬・村中亮夫・吉越昭久
  • 雑誌名: 京都歴史災害研究 巻: 14号 ページ: 89-92
• [雑誌論文] 潜在的な観光客の仮想行動に着目した歴史的景観の保全による観光需要の地理的変動-京都市における事例分析- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・中谷友樹
  • 雑誌名: 経済地理学年報 巻: 58巻4号 ページ: 336-356
  • 査読あり
• [雑誌論文] Webマップを用いた防災・安全情報の活用可能性-亀岡市篠町における住民参加型ワークショップを通した検討- (2012)
  • 著者名/発表者名: 瀬戸寿一・村中亮夫・谷端郷・中谷友樹
  • 雑誌名: 地学雑誌 巻: 121巻6号 ページ: 946-961
  • 査読あり
• [雑誌論文] Web版安全安心マップの活用意思とその規定要因-利用者評価による分析- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・瀬戸寿一・谷端郷・中谷友樹
  • 雑誌名: 地理学評論 巻: 85巻5号 ページ: 492-507
  • 査読あり
• [雑誌論文] 社会調査における回収率の地域差とその規定要因-個人および地域特性を考慮したマルチレベル分析- (2012)
  • 著者名/発表者名: 埴淵知哉・中谷友樹・村中亮夫・花岡和聖
  • 雑誌名: 地理学評論 巻: 85巻5号 ページ: 447-467
  • 査読あり
• [雑誌論文] 都市化・郊外化の度合いと社会関係資本の関連性に関するマルチレベル分析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 埴淵知哉・中谷友樹・花岡和聖・村中亮夫
  • 雑誌名: 地理科学 巻: 67巻2号 ページ: 71-84
  • 査読あり
• [雑誌論文] 学会展望(2011年1月～12月)-数理・計量・地理情報- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫
  • 雑誌名: 人文地理 巻: 64巻3号 ページ: 227-229
• [雑誌論文] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興-福島県いわき市を事例として- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷
  • 雑誌名: 歴史都市防災論文集 巻: 6号 ページ: 377-384
• [雑誌論文] 歴史都市防災研究センターによる小学生を対象とした防災教育の取り組み (2012)
  • 著者名/発表者名: 中村琢巳・赤石直美・塚本章宏・花岡和聖・村中亮夫・吉越昭久
  • 雑誌名: 京都歴史災害研究 巻: 13号 ページ: 43-48
• [雑誌論文] 社会地区類型に着目した花粉症有病率の地域差 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・中谷友樹・埴淵知哉
  • 雑誌名: GIS理論と応用 巻: 19巻2号 ページ: 127-137
  • 査読あり
• [雑誌論文] 2次元/3次元電子地図による安全安心情報の配信システムに対するユーザビリティの意識構造分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・瀬戸寿一・谷端郷・中谷友樹
  • 雑誌名: 地理情報システム学会講演論文集 巻: 20巻
• [雑誌論文] 安全安心マップコンテストの成果と今後の課題 (2011)
  • 著者名/発表者名: 赤石直美・塚本章宏・花岡和聖・村中亮夫・吉越昭久、
  • 雑誌名: 京都歴史災害研究 巻: 12号 ページ: 43-47
• [雑誌論文] 社会調査における回収率の地域差-JGSS累積データ2000-2006の回収状況データを用いた分析- (2011)
  • 著者名/発表者名: 埴淵知哉・村中亮夫・花岡和聖・中谷友樹
  • 雑誌名: 日本版GeneralSocialSurveys研 巻: 11号 ページ: 181-192
• [雑誌論文] 住民参加型安全安心マップ作成のワークショップへの参加の行動規定要因-京都府亀岡市におけるセーフコミュニティ活動の事例分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷・中谷友樹・花岡和聖・白石陽子
  • 雑誌名: 都市計画論文集 巻: 45巻3号 ページ: 325-330
  • 査読あり
• [雑誌論文] 社会地区類型に着目した花粉症有病率の地域差-日本版総合的社会調査(JGSS)データによる分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・中谷友樹・埴淵知哉
  • 雑誌名: 地理情報システム学会講演論文集 巻: 19巻
• [学会発表] Effects of thesafety and security map makingworkshop on the environmentalinterventions (2013)
  • 著者名/発表者名: A.Muranaka, G.Tanibata, M.Yonejima, H.Yuasa, T.Seto andT.Nakaya
  • 学会等名: 2013 IGUKyoto Regional Conference (KRC)
  • 発表場所: 国立京都国際会館(京都府京都市)
  • 年月日: 20130807-0808
• [学会発表] 社会調査環境の移行期における新たな調査法とその課題 (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫
  • 学会等名: 経済地理学会関西支部12月例会
  • 発表場所: 大学コンソーシアム大阪(大阪府大阪市)
  • 年月日: 2012-12-08
• [学会発表] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興-福島県いわき市を事例として- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷
  • 学会等名: 歴史都市防災シンポジウム
  • 発表場所: ひと・まち交流館京都(京都府京都市)
  • 年月日: 2012-07-07
• [学会発表] 東日本大震災からの観光産業の復旧と復興-福島県いわき市を事例として- (2012)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷
  • 学会等名: グローバル化とアジアの観光研究会 2012 年度第2回研究会
  • 発表場所: 立命館大学、(京都府京都市)
  • 年月日: 2012-06-22
• [学会発表] 2次元/3次元電子地図による安全安心情報の配信システムに対するユーザビリティの意識構造分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・瀬戸寿一・谷端郷・中谷友樹
  • 学会等名: 地理情報システム学会第20回研究発表大会
  • 発表場所: 鹿児島大学(鹿児島県鹿児島市)
  • 年月日: 2011-10-15
• [学会発表] 軍港都市における景観保全に対する地域住民の意識構造 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫
  • 学会等名: 2011年度日本地理学会秋季学術大会
  • 発表場所: 大分大学(大分県大分市)
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] 社会調査の回収率とその地理的傾向 (2011)
  • 著者名/発表者名: 埴淵知哉・村中亮夫・花岡和聖・中谷友樹
  • 学会等名: 2011年度日本地理学会秋季学術大会
  • 発表場所: 大分大学(大分県大分市)
  • 年月日: 2011-09-24
• [学会発表] Possibilities of Combining WebMapping Systems with ResidentParticipation for Community Safetand Security (2011)
  • 著者名/発表者名: T.Seto, A.Muranaka,G.Tanibata and T.Nakaya
  • 学会等名: The RGS-IBGannual international conference 2011
  • 発表場所: ImperialCollege London(London, UK)
  • 年月日: 2011-09-01
• [学会発表] 地域の安全安心マップづくりと安全安心なまちづくり (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫
  • 学会等名: 亀岡市文化資料館第50回企画展「災害から防災へ～祈り・学び・つながる心～」関連事業「マナビー教室～その 2～市民とともに取り組む防災・減災」
  • 発表場所: 発表場所:亀岡市文化資料館、(京都府亀岡市)
  • 年月日: 2011-08-27
• [学会発表] 社会調査における回収率の地域差-JGSS 累積データ2000-2006 の回収状況データを用いた分析- (2011)
  • 著者名/発表者名: 埴淵知哉・村中亮夫・花岡聖・中谷友樹
  • 学会等名: JGSS 研究発表会 2011
  • 発表場所: 大阪商業大学、(大阪府東大阪市)
  • 年月日: 2011-06-25
• [学会発表] 地域の防災・安全教育ワークショップと住民参加 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫
  • 学会等名: 人文地理学会第272回例会
  • 発表場所: 立命館大学、(京都府京都市)
  • 年月日: 2011-04-23
• [学会発表] ACombined Use of 2D and 3D Mapping forWebcasting Community-based Safety andRisk Information (2010)
  • 著者名/発表者名: A.Muranaka, T.Seto,G.Tanibata and T.Nakaya
  • 学会等名: AutoCarto2010
  • 発表場所: Doubletree Hotel at the Entrance toUniversal Orlando(Orlando, Florida,USA)
  • 年月日: 20101116-1118
• [学会発表] Mapping attractive and dangerous places perceived bylocal residents in Shino Town, Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: A.Tsukamoto, T.Hanibuchi, G.Tanibata, A.Muranaka, K.Hanaoka,M.Yonejima, T.Nakaya
  • 学会等名: 2010 ESRI International UserConference
  • 発表場所: San Diego Convention Center(San Diego, California, USA)
  • 年月日: 20100712-0716
• [学会発表] 住民参加型安全安心マップ作成のワークショップへの参加の行動規定要因-京都府亀岡市におけるセーフコミュニティ活動の事例分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端郷・中谷友樹・花岡和聖・白石陽子
  • 学会等名: 2010 年度(第45回)日本都市計画学会学術研究論文発表会
  • 発表場所: 名古屋大学青地健名古屋市
  • 年月日: 2010-11-13
• [学会発表] 社会地区類型に着目した花粉症有病率の地域差-日本版総合的社会調査(JGSS)データによる分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・中谷友樹・埴淵知哉
  • 学会等名: 地理情報システム学会第19回研究発表大会
  • 発表場所: 発表場所:立命館大学(京都府京都市
  • 年月日: 2010-10-24
• [学会発表] 安全安心マップ作成のワークショップが地域の環境改善に与える影響-マップに記載された危険個所データを用いた分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・谷端 郷・湯浅弘樹・米島万有子・瀬戸寿一・中谷友樹
  • 学会等名: 2010 年度日本地理学会秋季学術大会
  • 発表場所: 名古屋大学(愛知県名古屋市)
  • 年月日: 2010-10-23
• [学会発表] 社会地区類型に着目した花粉症有病率の地域差 (2010)
  • 著者名/発表者名: 村中亮夫・中谷友樹・埴淵知哉
  • 学会等名: 2010年度第1回 JGSS リサーチ・セミナー
  • 発表場所: 大阪商業大学(大阪府東大阪市)
  • 年月日: 2010-10-17
• [学会発表] Neighborhoods and health in Japan: ananalysis of nationally representativesamples linked to neighborhoods indicators (2010)
  • 著者名/発表者名: T.Hanibuchi, T.Nakaya, K.Hanaoka and A.Muranaka
  • 学会等名: 2010 AAG AnnualMeeting
  • 発表場所: Marriott Wardman Park Hotel and OmniShoreham Hotel(Washington DC., USA)
  • 年月日: 2010-04-17
• [図書] 人文地理学事典 (2013)
  • 著者名/発表者名: 人文地理学会
  • 出版者: 丸善出版
• [図書] 軍港都市史研究 景観編、担当箇所
  • 著者名/発表者名: 上杉和央、出版社名
  • 総ページ数: 45-79 369-391 392-396
  • 出版者: 清文堂出版、書名