研究課題
若手研究(B)
まず、胃癌・大腸癌細胞株69個について、高密度オリゴヌクレオチドSNPアレイを用いて遺伝子異常(DNAコピー数変化およびLoss of heterozygosity (LOH))の網羅的検索を行った。そして、高頻度に見られた異常に関して胃・大腸癌手術検体106例を用いて検証を行った。その結果、これまでに報告のない多数の遺伝子増幅・欠失、LOHが明らかになった他、ステージI,IIにおいて、LOHを来たす遺伝子数の多い胃・大腸癌患者では、少ない癌に比べ有意に生命予後が不良であることが明らかとなった。
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Cancer Sci
巻: 101 ページ: 1261-1269
DOI:10.1111/j.1349-7006.2010.01500.x