研究課題
若手研究(B)
本研究は、甲状腺癌を特異的に認識するIgM抗体(JT95抗体)とナノ粒子を組み合わせることで、癌抗原の検出感度を飛躍的に高め、血液検査による甲状腺癌の診断法の開発、及び穿刺吸引細胞診の更なる精度向上を目的としている。ナノ粒子を使った検出法を構築するため、「抗体-ナノ粒子による1ステップ抗原検出法」の新規開発を行うと共に、抗原抗体反応の最適化条件を検討した。現在、本研究成果を活用した検査法の実用化に向けて臨床研究が進められており、血液からの癌抗原の検出精度を検討している。
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IEEE Transactions on NanoBioscience
巻: 10(1) ページ: 30-35
DOI:10.1109/TNB.2011.2125800
http://www.jikei.ac.jp/academic/course/19_bunsisaibo.html