研究課題
若手研究(B)
本研究では、南極雪氷に含まれる花粉の起源を推定するために、花粉1粒ずつのDNA分析から種を同定するための手法開発に取り組んだ。開発に際して、ロシアの氷河に含まれていたマツ属花粉を使用した。マツ属花粉は、南極雪氷中で出現頻度が高い(50%以上)花粉である。従来の花粉の同定は、顕微鏡による形態観察によってなされており、マツ属花粉の場合は属レベルまでであっが、本研究により、種の一階級上である亜節レベルでの同定が可能になった。
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Arctic, Antarctic, and Alpine Research
巻: 43(1) ページ: 66-72
http://dx.doi.org/10.1657/1938-4246-43.1.66.