本研究課題3年間において、4回のベトナム現地インタビュー調査、1回のカンボジア現地インタビュー調査を実施することができた。この調査を通じて、本研究課題の主軸となる「環境意識発掘ツール」と「当事者を交えた」対策手法として、独自の主観調査分析法を開発した。この研究成果は、本研究代表者が受託した「永久凍土帯における自然環境資源利用・管理手法開発と環境意識」国際開発学会(JASID-COE)と連携することで、一般的な識字能力(リテラシー)に対して、環境に関わる認識および情報を希求する意識の高さを捉えるもの、すなわち「環境リテラシー」アプローチへと発展した(「知を共有化する環境リテラシーの表象と向上」総合地球環墳学研究所FS:本科研費研究代表者は当該FSの副責任者)。
|