研究課題
若手研究(B)
中心体は細胞分裂の際に均等な染色体分配に必須の細胞内小器官である。中心体の機能異常は染色体異常を誘発し、細胞の癌化につながることが知られている。本課題研究ではDNA修復タンパク質であるFANCD2の中心体の複製への関与を検討した。FANCD2は染色体不安定性遺伝性疾患であるファンコニ貧血の原因遺伝子である。本研究により染色体異常が誘起される原因の一因として中心体の機能制御が重要であることが明らかとなった。
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