研究課題
若手研究(B)
グラフェンデバイス開発を促進することを目指し、エッジなど局所構造に起因した電気伝導特性を、多探針原子間力顕微鏡を用いて実験的に検証した。剥離法でシリコン酸化膜上に作成した単層グラフェンのリボンでは、エッジ散乱による抵抗率の増大が確認された。また、大面積化が期待される微傾斜シリコンカーバイド表面上に昇華法で形成したグラフェンでは、段差部分にて通常グラフェンの10倍以上の抵抗率を持つことが分かり、デバイス応用に対する課題を明示した。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (7件)
Advanced Materials
巻: Vol.24 ページ: 1675-1692
Nanotechnology
巻: Vol.22 ページ: 285205_1-285205_6
SMALL
巻: Vol.7 ページ: 1169-1174
Review of Scientific Instruments
巻: Vol.82 ページ: 043701-1-043701-6