研究課題
若手研究(B)
カーボンナノチューブ(CNT)はナノメートルサイズの炭素材料であり、薬剤を患部選択的に運ぶための運搬体(薬剤キャリア)としての応用が期待されている。このCNTをマウスに経口投与した結果、消化管からの体内吸収は見られず、体外にフンとして排泄されたことから、CNTの体内への蓄積やそれに伴う毒性発現はないと考えられた。以上より、CNTは、炎症性腸疾患の薬剤治療において、安全な経口薬剤キャリアとなりうることが示された。
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Nanotechnology
巻: vol.22 ページ: 465102
http://iopscience.iop.org/0957-4484/22/46/465102