研究課題
若手研究(B)
本研究では、日本とフィンランドという、女性同性愛に対し異なる抑圧形態をもった二つの国について、近現代社会における同性愛の法的処罰、西欧の性科学の影響、レズビアニズムの表象、ホモフォビアの現れ方などを比較した。とりわけ、フィンランドにおいて同性同士のパートナーシップが認められていく経緯を参照しながら、戦後日本におけるジェンダー・セクシュアリティ秩序の形成と、新たな親密性が生み出される社会的条件や政治的力学について検証した。
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