研究課題
若手研究(B)
本研究は、これまでフェミニズム研究においてあまり取り上げられてこなかった、1970年代のいくつかの国での労働者階級の女性達による社会運動に焦点をあて、第一に、それらがベーシックインカムとケアの社会化の両方を要求していたこと、第二に、その「福祉権フェミニズム」と呼ぶことができる独特の傾向は、彼女達の労働者階級の福祉要求者としての日々の経験と、新たに現れつつあったフェミニズムの言説との結合によって可能となったことを明らかにした。また第三に、彼女達のヴィジョンの持つ理論的含意について考察した。
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大原社会問題研究所雑誌
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Informations Sociales
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部落解放
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