研究課題
若手研究(B)
R・ブランダムの哲学が、ヘーゲルの「客観的精神」概念と承認論を彼独自の規範的語用論に基づいてプラグマティズム的に解釈することによって可能となっており、これによってポスト分析哲学における観念論的認識論の可能性が示されていることを明らかにした。これにたいするJ・ハーバーマスの批判は、ブランダムが規範的語用論を我・汝関係から理解することの問題を明らかにした点に功績があったが、むしろブランダムの理論に内在して我・我々関係を導入しうることを指摘した。
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一橋社会科学
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http://www.soc.hit-u.ac.jp/~okochi/projects.html