研究課題
若手研究(B)
本研究のもっとも大きな成果は、これまでほとんど知られていなかった京都・神光院薬師如来立像をはじめとする平安時代前期の彫像を実査し、とりわけ本像が9世紀初頭の天長年間(824-834)頃に百姓がつくったものであることを明らかにしたことである。こうした市井の造像のありようを史料から裏付けることによって、官営工房作の像ばかりに注目されがちであった平安時代前期彫刻の多様性を考える手がかりが得られた。
すべて 2014 2013 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)
鹿島美術研究別冊
巻: 2014 ページ: 48-58
日本史研究
巻: 615 ページ: 128-132
美術研究
巻: 408 ページ: 95-104
巻: 404 ページ: 69-81
巻: 403 ページ: 1-24